数ある立川グルメの中でも特に名店と言われるのが、天ぷら 岡本さんです。
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食べログによると、完全予約制とのこと。必ず電話で予約してから行きましょう。場所は、立川駅北口を出て伊勢丹の脇にあるエスカレーターを降りて直進。タピオカのお店のところで左折してさらに角を曲がったところです。
ちょっと敷居が高いお店ですが、意を決して階段を上るとメニュー一覧があります。
うーむ、やはり高級天ぷら店。マスターにおまかせというのがすごい。でも天ぷら定食3500円なら庶民でもリーズナブルに食べられそうです。車海老、魚介類、きす、野菜5種、小天丼または天茶漬けと内容も充実しています。
中に入ると、黒を基調としたええ感じのカウンターに通されます。
天ぷらを揚げる調理場。
天つゆ、醤油、塩、レモン汁と、天ぷらを美味しく頂くための基本装備も充実しています。驚くのが大根おろしが甘い。普通辛いですよね。良い野菜を使っているのでしょう。天ぷらにも期待ができます。というかそもそも出される茶がうまい。
というか見るからに良さそうな野菜たち。
高級天ぷら店なので、もちろん1品1品目の前で揚げたものを提供してくれます。初めに来たのが車海老の足。初っ端から足!?と思いましたが、海老の香ばしさが食欲をそそる1品です。
次に来たのが車海老。さっきの天ぷらの身ですね。これがまた甘くておいしい。足と身を分けて揚げていることにこだわりを感じます。
この日の魚介類は、墨イカ。イカとは思えない程しっとりしています。そして天ぷらに合う魚と言えばきす。身がほっくほく。きすがこんなに美味しいと感じたのははじめてです。
この日の野菜5種は銀杏、れんこん、米ナス、椎茸、立川産の株です。季節やその日の入荷状況によって変わるようです。キリがないので全ての画像は出しませんが、特に椎茸が肉厚で味も濃くておいしい。米ナスもみずみずしくて口の中で溶けるほど。全ての野菜がおいしいです。私たちが普段スーパーで買うような野菜とはまるで違います。ハズレは1つもありません。
全ての天ぷらに対して、天つゆ、醤油、塩、レモン汁のどれで食べるのがオススメか教えてくれます。また、余った大根おろしに醤油をかけて食べるのもオススメしてくれます。こうした気遣いも人気たる所以の1つでしょう。
最後のメニューが芝海老のかき揚げの小天丼または天茶漬け。小天丼には赤だしと漬物、天茶漬けには漬物がつきます。
小天丼。
天茶漬け。
どちらを選んでも後悔しません。小天丼はタレとかき揚げが絶妙。天茶漬けは珍しい料理ですが、これがまた上品なお味。わさびを適度に入れるとよりおいしいです。
初めは満腹になるか不安でしたが、ご飯ものもあるのでランチなら十分満腹になります。コスパを考えると、6000円のコースよりも3500円の定食の方がオススメです。天ぷらが食べたくなったら是非!また来たくなるお店です。